税金の知恵袋

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クレジットカード納付をやってみました。3分で完了!所得税予定納税編

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最近、税金がクレジットカードで納付できるようになっていますね。
わざわざ銀行に行かなくても納税できますし、クレジットカードのポイントも貯まります。
でも、手続きが難しかったら使えないですよね。

そこで今回、私が実際に所得税の予定納税を、クレジット納付で納税してみました。
クレジットカード納付がどれほど簡単なのか、難しいのか、その状況を詳しくお知らせします。


所得税予定納税はクレジットカード納付できるのか?

私のような個人事業主は、簡単に言えば前年の所得税の1/3ずつを7月末と11月末までに納税しなくてはいけません。
申告所得税の予定納税の制度で、税金の前払いです。

ちょうど、今月(7月)は、1回めの予定納税の時期ですので、今回はクレジットカード納付をやってみたいと思います。

でも、そもそも所得税予定納税がクレジットカード納付の対象になっているのでしょうか。

クレジットカード納付ができる税金

申告所得税のような税務署に納税する税金のことを国税といいます。
国税は、どの税金がクレジットカード納付の対象になるかを確認しました。
申告所得税及復興特別所得税 消費税及地方消費税 法人税
法人税(連結納税) 地方法人税 地方法人税(連結納税)
相続税 贈与税 源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
源泉所得税(告知分) 申告所得税 復興特別法人税
復興特別法人税(連結納税) 消費税 酒税
たばこ税 たばこ税及たばこ特別税 石油税
石油石炭税 電源開発促進税 揮発油税及地方道路税
揮発油税及地方揮発油税 石油ガス税 航空機燃料税
登録免許税(告知分) 自動車重量税(告知分) 印紙税
国際観光旅客税 国際観光旅客税(告知分)
何と、国税はすべての税金がクレジットカード納付の対象になっています。
したがって、もちろん、申告所得税もクレジットカード納付ができるということです。

第一関門クリアです。

使えるクレジットカードの確認

申告所得税がクレジットカード納付ができることがわかりましたが、まだほかに確認すべきことがあります。
それは、使う予定のクレジットカードが、クレジットカード納付ができるカードかどうかということです。
どのクレジットカードでも、クレジットカード納付できる訳ではないからです。
国税クレジットカード納付が利用可能なクレジットカード

(出典:国税庁)

私が使いたいクレジットカードは、この中にちゃんとありました。
第二関門クリアーです。


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所得税予定納税をクレジット納付する準備

所得税予定納税がクレジットカード納付できることと、使いたいクレジットカードも大丈夫ということは確認できました。
それでは、すぐにクレジットカード納付の手続きをスタートしたいところですね。

でも、クレジットカード納付をする前にやることがあるのです。

所得税の口座振替停止が必要

ところで、私は今までは所得税の予定納税を口座振替で納税していました。
このまま所得税予定納税をクレジット納税で納付しても、振替納税もそれに関係なくされて二重に納税してしまうことになります。

そこで、所得税の口座振替を停止する手続きが事前に必要になります。

振替納税の取りやめ申出書の提出

振替納税を停止するには、税務署に電話をすればいいのでしょうか。

残念ながら、税務署に電話しても、振替納税は止めてもらえません。
申告所得税や個人事業者の消費税の振替納税を取りやめる場合には「振替納税の取りやめ申出書」の提出が必要です。
振替納税の取りやめ申出書

(出典:国税庁)

記入する内容は、特に問題ないですね。
振替納税をしている口座情報を記入するだけです。

振替納税される日の直前では、間に合わないこともありますので、なるべく早く「振替納税の取りやめ申出書」を税務署へ提出しましょう。

用紙にも記載してあるように、振替納税をしている金融機関にも連絡しておくと確実です。


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国税クレジットカード納付をやってみよう

それでは、実際に申告所得税のクレジットカード納付をやってみましょう。

国税クレジットカードお支払サイト

国税のクレジットカード納付は、「国税クレジットカード支払サイト」より行います。
 → 国税クレジットカード支払サイト

国税クレジットカードお支払サイト

注意事項の確認

「ご利用に当たっての注意事項」が表示されていますので、その内容を確認しましょう。
領収書が発行されない、取り消しできない、決済手数料がかかること、などです。

決済手数料の確認

クレジットカード納付を使うか、使わないかの判断には、決済手数料がいくらなのかが重要です。
国税クレジットカード納付決済手数料

(出典:国税庁)
単純に納税額に割合をかけるのではなく、10,000円ごとにかわるのがポイントですね。

画面右では、決済手数料の試算ができるようになっていますので、納税予定額を入力して確認してください。

納税額がちょうど○万円になれば、決済手数料の料率は0.82%になりますが、○万円を少し超えると決済手数料の料率が少し高くなりますので注意が必要です。

たとえば、納税額が10,000円ちょうどなら、決済手数料は82円(0.82%)です。
しかし、納税額が10,100円なら、決済手数料は164円(1.6%)になってしまいます。

損得だけなら、これ以上の割合でポイントがつくクレジットカードを利用しないと、損をすることになります。
私の使うクレジットカードのポイント還元率は、1%ですので、大丈夫です。

確認したら、その下の「上記の注意事項を確認しました」にチェックをつけ、ページ下部の「同意」ボタンを押します。



納付情報の入力

「納付情報の入力」画面になります。
まずは、利用者情報を入力しましょう。


特に難しいところはないと思います。

続いて「納付内容」の選択です。


今回は、申告所得税の予定納税ですから、「申告所得税及復興特別所得税」を選択しました。
すると、納付内容の項目が増えます。
申告所得税の予定納税1回めの場合は、次のように入力します。
税額は、6月中旬に税務署から届く「予定納税額の通知書」や、昨年電子申告した人は、「国税に係る振替納税のお知らせ」メッセージが届いていますので、そこに記載の予定納税第1期分の税額を入力します。


入力が完了したら「次へ」ボタンを押しましょう。

クレジットカード情報の入力

「クレジットカード情報の入力」画面になります。
上部には、先ほどの画面での入力事項が表示されていますので、内容を確認しましょう。

画面を下にスクロールすると、クレジットカード情報の入力画面があります。


入力が完了したら「次へ」ボタンを押します。

納付

「手続き内容の確認」画面に、今まで入力した内容が表示されます。
内容を確認して問題がなければ、画面下部の「納付」ボタンを押します。

これでクレジットカード納付は完了です。
入力したメールアドレスに「国税のクレジットカード納付手続き完了のお知らせ」が届きます。
確認しましょう。

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まとめ

今回は、実際に私が所得税の予定納税1回めをクレジットカード納付をやってみた様子をお知らせしました。
途中、難しいところはほとんどなく、おそらくあなたも簡単にできることでしょう。

金融機関へわざわざ行く必要もなく、24時間いつでも納税できる、ポイントがつく、などのメリットがありますが、
振替納税停止手続きが事前に必要ですし、決済手数料がかかるところも注意点です。

やってみようという方は、まずはトライしてみましょう。


【投稿者:税理士 米津晋次

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※お断り

※記事の内容は、投稿日現在の税法等の規定によっております。税制改正等により最新情報でない場合もありますので、ご了承ください。

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